私は社会人になってから週末に仲間同士でフットサルを始めるようになりました。
もともと、サッカー観戦は好きでしたが実際にやるのは、学生時代の授業や休み時間に遊びでやる程度で、ましてや大人になってからまともに運動もしていない、ド・ド・ド・シロートでした。
なので、フットサルの技術のない私にできること、それは・・・とにかく走る事のみ!!
仲間がボールを持てば一心不乱にゴール前へダッシュ!!
ホールを取られれば、がむしゃらにダッシュ!!
そんなことを繰り返していましたが体力が持つはずもなく、バテバテ辛いだけのスポーツになりかけていたので仲間たちの動きを見て効率よくフットサルを楽しめる動きを研究しました。
フットサルに必要な動きを観察してみる
一般人が遊びでしているので、すべて全力なんて体力的にムリってことで、仲間たちの動きを見ていて分かったことは、
- フットサルに大切なのは『瞬発力』と『緩急』で
- ゆっくり動いて『ふらふら~』としてると見せかけて
- 瞬間的にスピードを上げ、また瞬間的に停まっては瞬間的にスピードを上げる
- 『キュキュ!!』とした動き
- 『ふらふら~』からの『キュキュ!!』の連続が大切なのです。
そして、その動きを助けてくれるのが、第二の心臓こと「ふくらはぎ」なのです。
ふくらはぎは瞬発力を高めてくれるだけでなく、疲労により血液が下半身に溜まってしまい足が鉛のように重くなってしまうのをポンプのようにドックン!ドックン!疲れた血液を心臓に返す役割もしてくれています。
その為、ふくらはぎを鍛える事で瞬間的な動きも早くなるだけでなく、足の疲労が蓄積しないようにも助けてくれるのです。
その為、フットサルをやっている人は足全体は細く見えますが、よく見るとふくらはぎが発達していてメリハリのあるかっこいい足をしている人が多いのです。
フットサルのための筋トレ「カーフレイズ」
そんなふくらはぎ様を鍛える為に「カーフレイズ」という筋トレを始めました。
これはいたって簡単、どこでもできます。
まずは適当な段差に足のつま先側を乗せて、ゆっくりかかと側に体重を乗せていきかかと側を段差より下に動かして、ふくらはぎが伸びきるところまで下げていきます。
そこまでいったら次は、瞬発的なスピードを意識して、つま先側の親指付け根部あたりにグッ!!と力を入れてつま先立ちになります。
この、かかとを「ゆっくり下し」→「瞬発的に上げる」の運動を繰り返し行います。
最初は、なるべく大きく動作しましょう。
また、慣れるまでは動作の途中でバランスを崩しやすいので何かに手を添えながら行ってください。
すると次第にふくらはぎに「熱を帯びてくるような感覚」が出てくると思います。
ここからがラストスパートです。
もはや、ゆっくり→早く、なんて言ってられません。動作も大きくなく小さくても構いません。
上がらなくてもふくらはぎを伸ばす事を意識して、そこから必死に5回~8回動作を繰り返して、追い込みます。
すると、完成「生まれたての小鹿ちゃん」状態です。
それから3分ぐらいの休憩をはさみ計3セット行っていきます。
これを週に2回行っていました。
そうする事で、試合中の疲労度と瞬発力が格段に変化しました。
カーフレイズを行うメリット
カーフレイズを行うことでフットサルに限らず、スポーツ全般での瞬発力や持久力などの能力アップもできますので、試合中の動きが格段と上がります。
さらに、下半身の血の巡りも良くなるので「冷え症」「足のむくみ」にも効果があります。
そして見た目の変化に関しても、男性なら細い棒のような頼りない足が、メリハリのある男らしい締まった印象に変わるでしょう。
女性なら足首とのギャップが生まれる為、足首が細く足全体が長く見えてスラッとした印象に変わるでしょう。